去年の思い出 迎賓館赤坂離宮の見学

去年の今頃は、迎賓館(http://www8.cao.go.jp/geihinkan/index.html)の一般公開の応募をしてわくわくしていた時期でした。迎賓館は、外国の元首や首相などの賓客に対して、宿泊その他の接遇を行うために設けられた国の施設です。かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に、明治42年(1909)に東宮御所(後に赤坂離宮となる。)として建設されたもので、当時日本の一流建築家や美術工芸家が総力を挙げて建設した日本における唯一のネオ・バロック様式の洋風建築物です。例年は5月に応募して見学期間は7月末から8月初旬のようなのですが、今年は節電の関係で案内が出るのは7月になるみたいです。四谷駅から歩いて7、8分のところにありますが迎賓館前は雰囲気が違います。都会の喧騒を離れて突然宮殿が現れた感じです。

正門。背景のビルがやっぱり東京という感じがしますが、別世界みたいです。門の感じが先日ロイヤルウェディングで話題になったイギリスのバッキンガム宮殿に似ています。

昔の門。歴史を感じますね、重厚感があります。

正門から見た迎賓館。入り口までが遠い。ちなみに見学者は正門ではないところから入りました(汗)

抽選に当たった見学者は総務省からのはがきと身分証明書を持参します。受付では空港のような荷物検査やボディチェックが行われます。

そして五七の桐の紋のバッジをつけて見学します。

地面の下には首都高が走っています。都会の喧騒を全く感じない場所ですが、やっぱり東京の真ん中ですね。

案内の看板とパンフレット、ボランティアの説明係の人の案内を頼りに見学をします。

西洋建築ではありますが、日本らしさを前面に出したデザインが印象的です。

ヴェルサイユやシェーンブルンのような宮殿のように華美ではありません。西洋建築ながら簡素な美しさを感じます。

正面玄関には3つのドアがあります。真ん中のドアの上部には菊の御紋が掲げられています。菊の御紋は天皇家、五七の桐の紋は政権担当者の印ですね。見学者は勝手口?のような小さな扉から入ったのですが・・・。

中は撮影禁止でしたが、いくつかのお部屋を見学することができました。華美ではありませんが日本の技術の粋を極めた漆細工などにとても感激しました。主庭の様子。こちらもやはり華美ではありませんが、きちんとしています。

主庭の噴水。

真夏であまりにも暑かったので見学の後は近くのバーに駆け込んで冷たいビールをいただきました。おなじみのバーテンダーさん。なぜかここで突然のクイズコーナーですが、この人何歳に見えますか^^

今年もどこか変わったところに見学に行ってみたいなと思います。

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