うまけりゃいい屋で新子!江戸前鮨の真髄に触れて感動の夕餉

7月27日。うまけりゃいい屋の大将より「いいやメール」を受信。親愛なる鮨っ食いの皆さまへ。から始まる本文には新子始まりました!とありました。今年は8月10日くらいまでは新子でいてくれると思いますとのことですが、季節は刻々と変わりますし魚は刻々と成長します。タイミングを逃したらやだ!!!ということで本日思いつきで出かけてまいりました。

玉は鱧。最初からちゃんと私に合わせて左利き仕様で置いてくれています。

まずは新子に真ゴチの昆布〆。

そして絶品のヅケ。見た目も舌触りも素晴らしいです。

タコにちょこっと炙り。ワタクシ、焼き魚が大好きなのでちょこっと炙りに目がありません><おまかせなので当たり前ですが、おいしいものが次々と出てきます。

イカはアカイカ、生姜と共に。ちょっと脂っぽいものも、ということでトロも出てきました。こちらは江戸前のお鮨屋さんなので、トロにももちろん仕事がしてあります。


途中で供されたお椀はトウキビのすり流し。こちらのお椀、田舎風から上品系など、いつもその日のおまかせの流れに素晴らしくマッチしていて楽しみな逸品です。

気分新たに終盤戦。とろけるウニは軍艦ではなく握りです。そして小さな小さな新子ちゃん再び!

おまかせオーケストラの中で唯一の私の注文、「小さなおいしいいくら丼」。いくらは軍艦ではなくいくら丼が好きなので、いつもシャリ一貫分の小さなちいさな丼にしていただいています。〆の穴子は詰めと煮切り。それぞれ素晴らしい。
 
冷たいデザートでほっと一息。おいしいお茶と共に。

お土産に鯵麺の汁をいただいてしまいました。

決してお安いお店ではないのでしょっちゅうはいけませんが、本物はやはり心に響きます。大将も鮨はオーケストラと同じ、って言っていました。懐を気にせずにステージ上のマエストロにおまかせできるときに訪問するのが吉です。お昼は基本、外食ですが家ではほぼ「我が家の朝どれ野菜」を嗜んでいるので、たまにはね^^;今日はおいしいだけでなく鮨文化や江戸前鮨について色々伺うことができてとても楽しいひと時を過ごすことができました。

先人たちの技、季節の食材、自然に敬意を払いつつ、最高の技術、最高のおもてなしで鮨っ食いを喜ばせたいという大将の心意気、真心はお鮨だけでなく若い衆の立ち居振る舞いなど、お店全体に感じられました。こんなに素晴らしい夕餉、明日がいい日にならないわけがありません。というわけで、明後日も明々後日もいい日になりますように^^;

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